シャッター音

人殺しってのは、こうゆう感覚だろう。「罪悪感」と「絶頂感」がピークに達する。それがシャッター音である。たから、写真家はかなり病んでいる。たぶん、人間を撃ち殺すようにカメラマンはシャッターを切るのさ。写真家ってのは異常な神経を持っている。つまり、写真の本質は「殺生」であり、盗人稼業なんだ。