2016-10-27 アート滅亡論 病状は悪化の一途をたどるばかりだ、無表情な時間(とき)の顔面にナイフで刻んで目を描いた、そうでもしなかったら人間は狂ってしまうだろう、横たわるホトケのしっぽ、ああ、なんて退屈な奇跡だろう、焼けたアスファルトの上に乾いた人影が腐蝕をはじめているのです。