パッショネイト

ニール・ヤングは言った。「アーユー、パッショネイト?」それに答える写真家の俺。「少しずつ錆び付くなら、いっそ、燃え尽きた方がましさ!!」写真家たちに問いたい。言葉が来たる…その時、どう答えるのか? その写真に魂を燃やせたかい。少なくとも俺は燃えていた。激しく怒っていた。そして質問に答え続けた。来るべき言葉に正直であった。写真家たちが燃えていない現代は…写真は仕事でも闘いでもない。ただの趣味教養のたしなみである。写真が燃えていた時代は終わった。カメラは洗濯機より価値のない道具。怒りが「写真」の本質だから、パッショネイト?やはり俺は燃えカスだ。