2016-07-22 血のにじむ写真 リアリティーのある写真って?森山大道を、ベロックを、アッジェを、見るべし。彼らの写真は、それが印刷物であっても、破いたら血が出てきそうなんだ。「肉」的な写真、それがプロが撮る写真。残念ながらデジタルの写真では、痛さと言うものは感じない。つまり裏返して言うと、印画紙に焼いた時の恍惚も僕らは味わった。今の写真家は失ったのだ。大切な「官能」を、