2016-07-20 写真の「ヌエ」性 「造形写真に出口はない」と篠山紀信は言った。「写真家がアートしたらおしまい」と森山大道は言った。どちらも正論!しかし、写真というモンは「正論」を飲み込みもするし、簡単に吐き出しもするヌエのような、掴み所のないのが、写真と写真論の面白みであり、怖さでもあるのだ。