奥村欣央ブログ

kyukakunonibuiinu1482016-01-11



30年前、僕は森山さんのストーカー第1号でした。今森山大道ストーカーはゴロゴロいるが…その最初の一人だった。

僕は21歳だった。明大前の森山さんのアパートを見つけ彷徨いていた。3回目の訪問で森山さんは僕を部屋に入れました。2人で酒呑んでトークトーク。森山さんは言った「まったく家まで来るやつは初めてだよ」冬、その日は大雪であった…

後日、僕は森山さんに手紙を書いた、「光と影の写真集は目のピントをぼかして見ると、抽象画になるのです。他の写真家には、そういう事は感じません」と。

しばらく後に会ったとき、森山さんに言われた、「きみね、もっと写真撮らなきゃダメだぞ!小説なんか書いてる場合じゃないだろ!」